今年もやります。あったらステキ!こんなモノ、こんなサービス。 あなたのアイデアを応募してみませんか?
2010年度ユメコン » 応募結果
みんなの夢・アイディアコンテストの審査委員長を務めました南良でございます。私はこのKIT21の発足時、呉産業振興センターの所長としてKIT21活動に参加させていただきました。それから10年経ち、この席で再び皆様にお会いでき、本当にうれしい限りでございます。コンテストの趣旨等は実行委員長から説明有りましたので、私の方は審査経緯等についてご説明いたします。
応募出来る人は"呉市に何らかの関わりが有る人"ということで、実行委員は日本全国から提案が来ることを夢見ておられたようですが、第一回で、準備期間が短かったことも有り、ほとんどが呉市在住の方でした。募集内容も"あったらステキ!こんなモノ、こんなサービス"とモノとサービスの両面の募集でしたが、ほとんどがモノに関するアイディアでした。
応募総数は小学生の部46件、中学生の部660件、高校大学生の部196件、一般女性の部105件、一般男性の部171件、総計1178件という膨大な応募があり、関係者一同、驚くと共に多いに感謝しております。特に中学の部の広中央中学、高校大学の部の呉商業高校、一般男性の部の河内の方には多数の提案を戴きました。有難うございました。
戴きました提案を見ますと、常日頃家事等でこんなものが有ったら良いなと思っておられる一般女性の部のアイディアが優れていたように感じております。
極めて多数の応募を戴き、審査も大変でしたが、公平を期すために全ての応募内容から人名、住所を消したアイディア集を作成して、次の3段階で審査いたしました。審査基準としては、自然法則に反せず、公知のないもので、・夢が感じられる!・アイディアが面白い!・有ったらいいな!という見方で各審査員の5点満点評価を総合して順位を決めております。従いまして、全審査員がどなたの提案かは分かっておりませんでした。
先ず、0次審査として、産業振興センターのコーディネータ及び実行委員によって行い、一次審査の為各部門を約50件に絞り込む審査を行いました。
次に、1次審査として、大学、研究機関、発明協会、元コーディネーターの方たちに依頼して、各部門の金銀銅賞候補3点、計15点に絞込みました。
その候補の方々が、何賞を貰えるかなと胸をドキドキしてあちらに控えておられます。
最後の3段階目の最終審査は、この会場に来られている皆さんの、この会場での投票による審査でした。皆さんのご協力によって先ほど各部門の金銀銅賞が決定いたしました。
又、これらの賞とは別個に、上位の評価を得た、各部門約15件の提案、及び、企業の特別の興味を引いた提案の3名の方にはスポンサー賞が贈られることになりました。更に、試作賞として1件がKIT21の企業さんで試作されることになりました。
今回、第1回としては、提案数、レベル共に予想以上のものでした。呉市にもまだまだ沢山の埋もれたアイディアがあることが証明されました。これからはこれらの埋もれたアイディアをKIT21の企業のかたがたが如何に発掘、利用していき、呉市の活性化に結びつけるかだと思います。
皆さんのご協力有難うございました。
みんなの夢 アイディアコンテスト審査委員長 南良 良治